カーコーティングとは

車の塗装は、最後の工程で「クリア」と言われる目には見えない塗料を塗装色の上に塗って仕上げを行ないます。このクリア塗料の主な役割は、ボディの光沢や艶を出したり、紫外線・汚れ・傷などから塗装色を守ることです。一番表面に位置するクリア層が劣化してくると、ボディの美しさがどんどん失われていきます。そのクリア層を守ることができるのが、コーティングです。コーティングしていればクリア層の上にもう一つの保護層ができ、塗装色を守る力をより強くできます。

ワックスの主な成分は蝋や油などから作られていて、ボディに塗り込んだ直後は艶や光沢が出てキレイに見えますが、雨や洗車などを重ねるうちに流れ落ちてしまうため耐久性がなく、ボディを保護するという能力はあまり期待できません。

それに対して、コーティングは、化学溶剤を使用しボディの表面に丈夫な皮膜を形成することによって、長期間に渡ってボディを様々な要因から愛車を守ることが可能です。使用する化学溶剤によって違いはありますが、ワックスとは比にならないくらい長期的に効果が持続します。

コーティングの種類

ガラス系コーティング

ガラス系コーティング剤にはケイ素化合物が含まれていて、ケイ素化合物はガラスの原料にもなることから、ガラス系コーティングと呼ばれています。また、樹脂系コーティングよりも耐久力に優れ、光沢や防汚性効果が得られます。

当社の取り扱い

ガラスコーティング

100%ガラス被膜を形成するため耐久性にとても優れ、さらにシリカ被膜を形成するため、熱や雨にも強く、防汚性能や耐紫外線性、耐擦効果が得られます。

当社の取り扱い

当社での取り扱いは、現在ありません。

コーティングによる水弾き効果

親水タイプ

親水性コーティングは塗装面に対して、水滴の接触角度が40度以下で水が馴染んで水によって被膜が形成されたような見た目になります。また、親水タイプは撥水のようなコロコロにはじくコーティングとは異なり水玉になりづらく、シミになりずらく、雨により塗装面を覆うような形で流れるため汚れが自然と流れる性質を持ちます。ただ、親水タイプのコーティングは洗車などで効果が薄まりやすくさらに見た目での効果がより実感しにくく、耐久性が他タイプと比べ、比較的短いため、頻繁にコーティング施工できる方やウォータースポットが目立ちやすい濃色系のお車に向いているコーティングとなります。

当社の取り扱い

当社での取り扱いは、現在ありません。

疎水タイプ

疎水性コーティングは塗装面に対して、水滴の接触角度が親水タイプの40度~撥水タイプの90度の間で撥水タイプのコーティングに比べシミが付着しづらくなり、水を弾かせたいがシミを極力付けたくないという方におすすめのコーティングとなります。

当社の取り扱い

撥水タイプ

撥水性コーティングは塗装面に対して、水滴の接触角度が90度以上となり、強撥水と言われているコーティング剤は110度以上となります。撥水性とは読んで字のごとく、水をはじく性質があるコーティングとなり、水がコロコロ弾くコーティングは洗車をしていて気持ちがいいという点と、洗車時に水玉に汚れが集まり落ちやすいというメリットも兼ね備えております。

当社の取り扱い